週間海況情報(2014年1月24日~2014年1月30日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温から推定される黒潮:トカラ列島を21℃が通過し、屋久島の南で21℃がほぼ接岸、都井岬沖~室戸岬沖を20℃が離岸、潮岬沖で20℃がやや離岸し、熊野灘沖~遠州灘沖を20℃が東進、石廊崎沖で大きく南下し、伊豆諸島沖では32°N付近まで離岸した後、伊豆諸島の東側を19℃がS字状に北上し、房総半島沖で19℃がほぼ接岸して北東へ流れている。
黒潮内側域は13~16℃で、14度前後の低水温域に黒潮から暖水が波及し、熊野灘中部沿岸には16℃以上の暖水の接近がみられる。 |
熊野灘沿岸: | 浜島定地水温は、10.6~12.8℃の範囲にあり平年値と比較して-1.4~+0.7℃の範囲でやや低め→やや高めで経過している。
九鬼定地水温は、13.4~12.8℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 1月23-24日の調査船「あさま」による伊勢湾観測では、表面水温は、8.5~9.9℃、底層水温は8.5~11.3℃の範囲にあり、表面は平年よりやや低め、底層ではやや低めから低めとなっている。
なお、湾中央部から湾奥部にかけ、スケレトネマ sp.を優先種とする赤潮が発生していた。 白子定地水温は、7.6~8.8℃の範囲にあり平年値と比較して-0.8~+0.6℃の範囲でやや低め~やや高めで経過している。 |
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