週間海況情報(20年4月18日~20年4月24日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温:黒潮域を中心に昇温が進んだ。前年の黒潮は、屋久島で22℃がやや離岸、種子島~都井岬で21℃が接岸。足摺岬~潮岬で20-21℃が接岸。
御前埼~石廊崎沖に17-19℃の冷水が分布、20-21℃が石廊崎沖で32°Nまで離岸。
140-141°Nを20-21℃が北上。房総沖で20℃が離岸しながら東進。
表面水温から推定される黒潮:室戸岬~潮岬で22℃が接岸。 潮岬~八丈島で21℃が33°Nを東進、石廊崎沖を21℃が北上。 遠州灘~熊野灘沖に19-21℃の暖水が張り出す。野島崎の沿岸を21℃が東進。房総沖で17℃前後の冷水が33°N付近まで分布、20℃が大きく蛇行しながら流去。 |
熊野灘沿岸: | 4月22~23日の調査船「あさま」による観測では、熊野灘の広い範囲で黒潮内側反流に伴う2ノット前後の強い南西流が観測され、表面水温は20℃前後であった。
下層の200m水温は沿岸で14℃台、沖合で11℃台で、黒潮内側反流が強いことを反映していると考えられた。
浜島定地水温は、17.4~19.2℃の範囲にあり平年値と比較して+0.9~+2.8℃の範囲でかなり高め~やや高めで経過している。 九鬼定置水温は、17.0~18.5℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、15.0~18.4℃の範囲にあり平年値と比較して+0.3~+3.3℃の範囲で平年並み~かなり高めで経過している。 |
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