週間海況情報(2007年11月23日~2007年11月29日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温:黒潮域は22-23℃で1℃降温。九州西沖の対馬暖流の分布域は20-22℃で降温基調。前年比は引き続き1℃程度低め。前年の黒潮は屋久島~室戸岬で24℃が接岸。潮岬~八丈島で33°N沿いを23-24℃が東進。
房総沖に20℃前後の冷水域があり、22-23℃が沖合の142°E以東を北上。
表面水温から推定される黒潮:潮岬~石廊崎の沿岸は19-22℃の分布。 八丈島南から141-142°Eを、1℃降温して22℃が広く北上。三宅島方向の暖水の張り出しは縮小。房総半島沖で1℃降温して22℃が接岸。 |
熊野灘沿岸: | 浜島定地水温は、15.7~17.1℃の範囲にあり平年値と比較して-0.1~+0.9℃の範囲でやや高め→平年並みで経過している。
九鬼定地水温は、19.0~19.4℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 11月23日の「あさま」の定線観測によると、伊勢湾の表面水温は15.9~17.7℃、底層で15.7~18.3℃で、観測日が23日と11月下旬に入っていることを考慮すると、平年よりやや高めと判断された。塩分は平年並みからやや高め。溶存酸素量は表層で平年並みからやや低め、底層では平年並みからやや高めとなっており、6月から10月末までみられた貧酸素水塊は消滅したものと考えられる。
白子定地水温は、14.7~15.5℃の範囲にあり平年値と比較して-0.3~+0.8℃の範囲で平年並み~やや高めで経過している。 |
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