週間海況情報(2007年10月26日~2007年11月1日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温:黒潮域は概ね25℃に降温。26℃は奄美大島北~都井岬沖に一部分布する。
九州西沖の対馬暖流域は25℃分布域が後退。前年比は全域でやや高め。前年の黒潮は屋久島~潮岬で25℃が概ね接岸。潮岬~八丈島付近を33°N沿いに24-25℃が東進。
八丈島以東で25℃は33°N沿いを142°Eまで東進。
表面水温から推定される黒潮:潮岬~野島崎の沿岸寄りは20-23℃にやや降温。房総の沿岸寄りは19-20℃の分布域が拡大。25℃は八丈島北付近から34-35°N沿いに142°Eまで東進、一時的に26℃が分布。 |
熊野灘沿岸: | 10月29日の漁業取締船「伊勢」を用いた観測では、表面水温および50mでは20~21℃前後、100mでは16~18℃前後、200mでは11~12℃前後で、10月末ほぼ平年並み。なお、熊野灘南部と北中部沖合は欠測とした。
浜島定地水温は、20.3~20.9℃の範囲にあり平年値と比較して+0.8~+1.3℃の範囲でやや高めで経過している。 九鬼定置水温は、21.2℃であった。 |
伊勢湾: | 10月30日の漁業取締船「神島」を用いた観測では、表面水温および10mでは20~21℃前後で、平年と比べて全層で高め~かなり高め。
三重県側沿岸域では酸素濃度の低い状態が続いており、北部では2ppm以下の貧酸素水塊が観測された。 白子定地水温は、19.7~21.3℃の範囲にあり平年値と比較して+1.0~+2.3℃の範囲でやや高め~高めで経過している。 |
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