週間海況情報(2007年8月3日~2007年8月9日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温:気象の影響もあり表面水温は前期並み~一部で降温。一方、30℃は徐々に分布域を拡大。前年同期は屋久島~都井岬で29℃接岸。足摺岬~潮岬で29℃やや離岸。八丈島付近を29℃が東進、房総沖で28℃離岸気味に東進。
表面水温から推定される黒潮:足摺岬~室戸岬で28℃接岸。潮岬で27℃接岸。大王崎~石廊崎の沿岸寄りは26~27℃。伊豆列島付近を27~28℃が北上。房総沖で28℃が35°N沿いを東進。 |
熊野灘沿岸: | 8月7日~8日の調査船「あさま」による観測では、熊野灘沿岸の表面水温は26~27℃前後でほぼ平年並み、50mでは17~19℃前後、100mでは14~15℃前後、200mでは10~11℃前後で、平年並み~やや低めであった。熊野灘沖の黒潮北縁は33°10′N付近にあり、黒潮の表面水温は28℃台であった。
浜島定地水温は、28.1~29.1℃の範囲にあり平年値と比較して+0.8~+1.8℃の範囲でやや高め→高めで経過している。 |
伊勢湾: | 8月6日の調査船「あさま」の定線観測によると、伊勢湾の表面水温は26.3~28.4℃で概ね平年並み、底層で19.4~22.8℃で平年並みからやや低めでした。塩分は平年並みから高めでした。表層部の溶存酸素量は平年並みから高めでしたが、底層では湾中央部を中心に広い範囲で2ppm以下の貧酸素水塊が形成されていました。
白子定地水温は、26.0~28.8℃の範囲にあり平年値と比較して-1.4~+1.4℃の範囲でやや低め~やや高めで経過している。 |
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