週間海況情報(2006年7月14日~2006年7月20日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温:黒潮域を中心に1℃程度昇温。 前年同期は、屋久島南を29℃が東進、種子島~足摺岬で28℃が接岸気味に北上後、潮岬でやや離岸。28℃が八丈島の南沖合を通って、141°Eを北上。
表面水温から推定される黒潮:種子島沖~ 室戸岬沖で29℃が沖合を北上~ 東進。潮岬は28℃が接岸。外側域は28℃前後の分布。大王埼~野島埼の沿岸寄りは22~24℃で概ね前期並み。28℃が八丈島付近を東進、房総沖を27℃が離岸気味に東進。 |
熊野灘沿岸: | 浜島定地水温は、23.0~25.8℃の範囲にあり平年値と比較して-3.3~-0.1℃の範囲で平年並み→かなり低めで経過している。 |
伊勢湾: | 7月20日の調査船あさまによる伊勢湾観測では、表面水温は19.9℃~24.7℃、底層水温は15.8℃~19.6℃と平年値より2~3℃程低い水温となっています。先日来の降雨により全域で表面の塩分が著しく低下し、津-野間線より以北の表面はほぼ淡水化(塩分10以下)しています。底層の2ppm以下貧酸素水塊も湾奥中央部から三重県沿岸に分布しています。今後の晴天で赤潮の発生や貧酸素水塊による魚介類のへい死が懸念されますので、地先漁場の変化にご注意下さい。
白子定地水温は、21.2~24.3℃の範囲にあり平年値と比較して-4.9~-1.5℃の範囲で低め→かなり低めで経過している。 |
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