週間海況情報(2004年7月2日~2004年7月8日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温: 黒潮域は昇温して25~28℃台で、伊豆海域付近まで27℃台が分布。前年同期の黒潮は、種子島付近に27℃台潮岬沖に26℃台先端、犬吠埼南沖に25℃台水温が分布。大きな蛇行はみられなかった。
表面水温から推定される黒潮: 今期は奄美諸島の西沖を28℃水温が北東方向に離岸して北上。屋久島・種子島南東は今期28℃台が接岸気味に分布。都井岬沖を28℃が離岸して北東向きに分布。足摺岬沖~室戸岬は28℃台が沖合を東進、潮岬~大王埼~御前埼には今期27℃台が接岸。伊豆海域は26℃台が接岸気味に北東に向かっている。房総沖は25~26℃台がやや離岸して北東向きに分布している。 |
熊野灘沿岸: | 7月7~8日の調査船「あさま」による沿岸定線観測によると、熊野灘の表面水温は25~28℃前後で平年より1~3℃前後高めであった。50mでは20~24℃前後、
100mでは18~20℃前後で共に平年より2~6℃も高めであった。 200mでは14~15℃前後で平年より2~3℃高めで、熊野灘全域で高水温傾向が顕著であった。
浜島定地水温は、26.6~28.6℃の範囲にあり平年値と比較して+2.4~+3.7℃の範囲でかなり高めで経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、27.1~29.9℃の範囲にあり平年値と比較して+2.5~+4.8℃の範囲でかなり高めで経過している。 |
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