週間海況情報(2004年2月13日~2004年2月19日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、屋久島~種子島南東でかなり離岸、九州東岸ででやや離岸して、土佐湾~潮岬で接岸した後、遠州灘沖から33゜20′N付近を東進して、御前崎沖から東北東へ向かって御蔵島付近を通り、房総半島沿岸でやや離岸。
黒潮内の水温は、19~21℃台にやや降温して前年水温並み~1℃低め。 土佐湾~紀伊水道では、16~19℃台に降温して前年水温並み~1℃低め。 熊野灘~遠州灘では、13~15℃台の水域が広がり前年水温より、1~3℃低め。 伊豆諸島海域では、14~19℃台を示して前年水温並み~2℃低め。 房総半島沿岸では、10~16℃台の潮目が顕著で前年水温並み。 今期は、緩やかに降温。 |
熊野灘沿岸: | 2月17~18日の調査船「あさま」による観測では、熊野灘沿岸の表面水温は14~15℃台で平年並みからやや低め、顕著な暖水流入もなく単調な海況となっており、200m水温は11℃台と平年より1~2℃低めであった。沖合の黒潮は、北緯33度20分・東経136度26分付近をほぼ東に流れており、表面水温は20℃台、北辺の強流帯における流速は3.5ノット以上であった。
浜島定地水温は、11.2~12.8℃の範囲にあり平年値と比較して-0.4~+1.2の範囲で平年並み~高めで経過している。 九鬼定地水温は、14.0~14.2℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、7.9~9.1℃の範囲にあり平年値と比較して-0.6~+0.8℃の範囲でやや低め~やや高めで経過している。 |
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