週間海況情報(2004年1月2日~2004年1月8日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、都井岬沖で著しく離岸、九州東岸でかなり離岸、土佐湾~潮岬で概ね接岸した後、遠州灘沖で東北東へ向かい、新島付近を通って房総半島沿岸に接岸。黒潮内の水温は、20~23℃台に緩やかに降温して前年水温並み~1℃高め。
土佐湾~潮岬では、暖水波及が弱く19~21℃台を示して前年水温より1℃程高め。熊野灘では、暖水波及が弱まって17~19℃台を示し前年水温並み~1℃高め。 遠州灘では、15~17℃台に降温して前年水温並み。 伊豆諸島海域~房総半島沿岸では、黒潮が接岸して12~20℃台の顕著な潮目が形成され、前年水温並み~1℃高め。 今期は、全般に緩やかに降温している。 |
熊野灘沿岸: | 1月6~7日の調査船「あさま」による観測では、北中部沿岸の表層水温は16~17℃前後で平年並み~1℃高め、北部沖合では15℃台で平年より1℃程度低めであった。200m水温は12~3℃前後で、南部で平年並みの他は1℃程度低めであった。調査時の黒潮は潮岬に接岸し、熊野灘沖を東へ直進していた。黒潮の表層水温は21℃台、黒潮北縁域の流速は約3ノットであった。
浜島定地水温は、13.9~14.6℃の範囲にあり平年値と比較して+1.5~+2.2℃の範囲で高めで経過している。 九鬼定地水温は、15.4~15.6℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、10.2~10.8℃の範囲にあり平年値と比較して+0.6~+1.4℃の範囲でやや高め~高めで経過している。 |
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