週間海況情報(2002年12月6日~2002年12月12日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、九州東岸沖で離岸、足摺岬から潮岬に接岸したあと、遠州灘沖で33°30′N付近から東北東へ向かい、新島付近まで接岸して、そのまま房総半島に接岸している。
黒潮内の水温は、21~25℃台に降温し、前年同期より1℃程度低め。 熊野灘~遠州灘では16~17℃台の低水温域が分布しており、前年同期より1~2℃低め。 伊豆諸島北部海域から相模湾口に20~21℃台の黒潮系水が波及。 房総半島沿岸域では、低温水の差し込みが強まり、16~19℃台に降温。 今期の表面水温は、降温傾向が顕著にみられた。 |
熊野灘沿岸: | 浜島定地水温は、12.4~13.2℃の範囲にあり平年値と比較して-1.3~-1.8℃の範囲でやや低め→低めで経過している。昨年同期は13.4~15.1℃であった。
九木定地水温は、16.9~17.2℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 12月12日の調査船「あさま」による伊勢湾観測によると、水温は表面で11.7~13.2℃、10mで11.9~14.0℃、底層で12.6~15.6℃の範囲にあり、湾全域の全層で平年より2℃前後低めであった。一方塩分は湾全域の全層で平年よりやや高めであった。
白子定地水温は、10.2~12.2℃の範囲にあり平年値と比較して-1.3~-2.4℃の範囲でやや低め~低めで経過している。 |
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