週間海況情報(2002年11月29日~2002年12月5日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、都井岬南東沖~九州東岸でかなり離岸、土佐湾沖~潮岬沖で接岸したあと、遠州灘沖で33°30′N付近から東北東へ向かい三宅島付近を通って房総半島に接岸している。
黒潮内の水温は、21~24℃台を示し、前年水温より1℃低めである。 熊野灘~遠州灘では、16~18℃台の低水温域が分布して、前年水温より1~3℃低めである。伊豆諸島北部海域では、引続き黒潮がかなり接岸して20~22℃台を示し、前年水温より1~3℃高め、南部で1~2℃低めである。房総半島沿岸は、15~22℃台の潮目が形成され、前年水温並み~3℃低めである。 今期の表面水温は、緩やかに降温している。 |
熊野灘沿岸: | 12月2~3日の調査船『あさま』による観測では、表面水温は16.1~22.9℃、
50mでは16.0~22.4℃、100mでは14.1~21.8℃で、沿岸域では平年より2~℃も低めで低水温が顕著であった。黒潮は潮岬に接岸し、北緯33°20′付近を東へ流れていた。
浜島定地水温は、13.8~15.2℃の範囲にあり平年値と比較して-1.3~+0.2℃の範囲で低め→平年並みで経過している。但し昨年同期と比較すると、1~ 2℃低くなっている。 九木定置の水温は11月29日16.0℃、12月1日以後15.7℃であった。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、12.4~14.1℃の範囲にあり平年値と比較して-2.1~+0.8℃の範囲で低め~平年並みで経過している。 |
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