週間海況情報(2000年4月21日~2000年4月27日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、九州東岸から室戸岬に接岸しており、潮岬沖で離岸し、遠州灘沖から32°N付近を東進し、青ケ島南を通過した後、伊豆諸島の東側を北上し、房総半島に接岸している。
黒潮内の水温は、20~25℃台を示しており、前年同期並み~やや低めである。 日向灘と土佐湾、紀伊水道沖にそれぞれ18℃台の黒潮系水が波及している。 三宅島西から遠州灘沖に18~20℃台の黒潮内側反流がみられる。伊豆諸島北部海域では、19℃台の黒潮暖水が新島付近まで接岸した。房総半島沿岸域では、黒潮の接岸に伴って14~20℃台となった。 今期の表面水温は、各海域とも顕著な昇温傾向で推移している。 |
熊野灘沿岸: | 4月24~25日の『あさま丸』によるモジャコ調査では、 熊野灘の表面水温は17~18℃台でほぼ平年並みであった。
流向流速調査によると、 熊野灘北部では北~東、南部では南向きの流れが卓越していた。
流れ藻は全体的に少なかったが、モジャコの付着はここ数年と比較してかなり良好であった。
浜島定地水温は、17.0~17.4℃の範囲にあり平年値と比較して+0.3~+0.8℃の範囲でやや高めで経過している。 九木定置水温は16.8~17.2℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、13.8~15.6℃の範囲にあり平年値と比較して-0.7~-1.8℃の範囲で低めで経過している。 |
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