週間海況情報(1999年7月2日~7月8日
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、都井岬南東沖で離岸するようになったが、 九州東岸~四国沿岸~潮岬沖では接岸して、遠州灘沖でも引続き33°20'N付近を東進して八丈島付近を通り、房総半島沖では前期より接岸したものの、その後は34°N付近を蛇行しながら流去している。
黒潮内の水温は、26~28℃台を示し前年水温より1~2℃低めである。 熊野灘~遠州灘海域への暖水波及は前期より弱まり、21℃台が広く分布している。前年水温と比較すると3~5℃も低めである。 伊豆諸島海域では、石廊埼からの暖水波及がほとんどみられなくなり、全般に20~22℃台を示して、前年水温より2~5℃も低めである。 今期の表面水温は、緩やかに昇温している。 |
熊野灘沿岸: | 7月5日~7日の『あさま丸』沿岸定線観測では表面水温は21.4~24.8℃の範囲にあり、平年より2~3℃低めであった。
50mでは15.5~19.5℃、100mでは12.6~14.7℃、200mでは9.5~11.4℃ の範囲にあり、平年より1~2℃低めで低水温傾向が続いている。
浜島定地水温は、23.2~24.4℃の範囲にあり平年値と比較して-0.1~-1.4℃の範囲でやや低めで経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、22.4~24.4℃の範囲にあり平年値と比較して-1.8~+0.3℃の範囲で低め~平年並みで経過している。 |
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