週間海況情報(2010年9月17日~2010年9月23日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温:停滞気味で広く29℃の分布。表面では黒潮流路が不明瞭。前年同期は屋久島~室戸岬で28℃がやや離岸、潮岬で27℃接岸、八丈島まで27℃が33°Nを東進、房総沖141-142°Eを27℃が北上。房総沖に大規模な反流が分布。
表面水温から推定される黒潮:奄美沖~トカラを29℃が北上、屋久島、種子島で29℃が接岸、都井岬~室戸岬で29℃が接岸、潮岬で29℃が接岸。表層の最高水温は接岸するが、黒潮流路は全般に不明瞭。29℃が八丈島まで33-34°Nを東進。黒潮内側域は25-28℃に昇温、遠州灘は暖水が張り出す。房総半島で28℃が接岸後、35°N沿いを東へ流去。 |
熊野灘沿岸: | 浜島定地水温は、25.2~27.0℃の範囲にあり平年値と比較して+1.0~+2.6℃の範囲でやや高め~かなり高めで経過している。
一方で、熊野灘沖に設置された浮魚礁からのデータによると、熊野灘の水温は、9月22日に一時昇温が見られたものの、24日には降温が進んでいる。今後、気温の低下と共に熊野灘沿岸域・沖合域での水温も低下するとみられる。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、24.8~26.6℃の範囲にあり平年値と比較して+1.1~+2.6℃の範囲でやや高め~かなり高めで経過している。 |
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