週間海況情報(2008年7月18日~2008年7月24日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温 :昇温基調で、29℃が八丈島南沖付近まで達する。前年同期の黒潮は、奄美諸島北沖~屋久島で28℃が広く分布。
28℃は屋久島でやや離岸後、種子島~室戸岬で概ね接岸。石廊崎沖を27℃が北上、三宅島~八丈島を26-27℃が東進。26-27℃が野島崎に接近後、25℃が35°N沿いを東進。 表面水温から推定される黒潮:室戸岬~潮岬で29℃が概ね接岸。潮岬~八丈島南沖で28-29℃台が30-33°N間を幅広く東進。 黒潮内側域では、石廊崎沖から28℃台の暖水が幅広く北上。32-34°N・140-142°Eには26℃台の水域が依然停滞、これを迂回して27-28℃が 140-142°Eを蛇行しながら北上。 |
熊野灘沿岸: | 7月22~24日の調査船「あさま」による熊野灘沖合の観測では、表面水温は27~28℃で平年より1~2℃高め、50mでは16~17℃、100mでは13~14℃、200mでは10℃台で、平年より1℃程度低めであった。猛暑の影響で表面では高水温化が進んでいるが、下層水温は平年より低め基調となっている。
浜島定地水温は、27.9~29.8℃の範囲にあり平年値と比較して+1.5~+3.1℃の範囲で高め~かなり高めで経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、28.6~29.6℃の範囲にあり平年値と比較して+1.6~+2.8℃の範囲で高め~かなり高めで経過している。 |
|
|