週間海況情報(2008年7月4日~2008年7月10日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温:全域で1℃の昇温となっている。27-28℃は足摺岬~潮岬沖を東進。前年同期の黒潮は、奄美諸島北沖~屋久島は28℃、種子島~都井岬で28℃がやや接岸。足摺岬~潮岬で27℃が接岸。黒潮に内側域は24-25℃で停滞。八丈島付近を26℃が東進。26℃が北上して房総半島に接岸、犬吠沖で25℃がやや接岸。
表面水温から推定される黒潮:室戸岬~潮岬で27-28℃やや離岸。潮岬~八丈島南で26-27℃が32-33°N間を東進。黒潮内側域では、遠州灘沖で24-25℃が御前埼沿岸まで張り出す。伊豆列島付近で22-24℃が32°N・141°Eまで分布、これを迂回して24-25℃が140-142°Eを蛇行しながら北上。 |
熊野灘沿岸: | 7月10日の調査船「あさま」による調査では、熊野灘沖浮魚礁海域の表面水温は23~25℃でほぼ平年並み、50mでは15~17℃台で平年並み~1℃程度低め、100mでは14℃前後、200mでは11℃前後で平年より1~2℃低めであった。なお、表面水温は日射の影響で午前中と午後で1℃程度の差があった。
浜島定地水温は、25.9~26.3℃の範囲にあり平年値と比較して+0.8~+1.5℃の範囲で、やや高めで経過している。 九鬼定置水温は、23.5~24.0℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、23.5~24.0℃の範囲にあり平年値と比較して+0.3~+1.5℃の範囲で、平年並み~やや高めで経過している。 |
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