週間海況情報(2006年3月3日~2006年3月9日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温:前期並み~昇温基調で推移。今期は八丈島付近で19~20℃が大きく南偏する分布となり、三宅島付近では反流が分布。前年同期は潮岬~御前崎で20℃が31°Nまで離岸、19~20℃が伊豆列島を北上。遠州灘に反流が分布。水温は屋久島沖~八丈島沖20℃、房総半島沖18~19℃の分布であった。
表面水温から推定される黒潮:足摺岬~潮岬を20℃が接岸気味に東進。外側域は広く18~19℃で前期並み。大王埼~野島崎の沿岸寄りは13~15℃。八丈島付近に16℃の水域が分布。19~20℃が大きく蛇行。三宅島付近には19℃の反流が分布。房総半島沖合を18℃が接岸気味に東進。 |
熊野灘沿岸: | 3月6日~7日の調査船による観測では、表面水温は熊野灘沿岸で13~14℃前後、志摩半島沿岸で11℃前後で、平年より2~4℃低めで記録的な低水温であった。
50mでは13℃前後、100mでは12℃台で、平年より1~3℃低め。200mでは10~12℃前後で、沿岸域で平年並みの他は2℃程度低めであった。熊野灘沖の黒潮北縁は33°20′N付近にあり、黒潮本流の表層水温は20℃台であった。
浜島定地水温は、10.2~11.7℃の範囲にあり平年値と比較して-1.9~-0.5℃の範囲で低め→やや低めで経過している。 九鬼定地水温は、11.9~12.8℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、8.6~10.1℃の範囲にあり平年値と比較して-0.3~+1.0℃の範囲で平年並み→やや高めで経過している。 |
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