週間海況情報(2005年10月28日~2005年11月3日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温:降温が進んでおり、沖合域は25℃台の分布となった。前年同期は潮岬~御前埼で大きく離岸、水温は沖合で広く25℃、沿岸は23~24℃の分布であった。
表面水温から推定される黒潮:足摺岬~潮岬で、26℃が後退して25℃が接岸気味に分布。大王埼~野島埼の沿岸寄りには22~24℃が分布。 25℃が33°30′~34°Nを東進。この沖合には24~25℃の冷水域が分布している。房総半島沖合を25℃が離岸気味に北上している。 |
熊野灘沿岸: | 浜島定地水温は、19.8~20.3℃の範囲にあり平年値と比較して+0.3~+0.6℃の範囲で平年並み~やや高めで経過している。 |
伊勢湾: | 11月2日の調査船あさまによる伊勢湾観測では、表面水温は19.1℃~21.0℃、底層水温は20.1℃~22.1℃と平年より2℃程高くなっています。
一方、底層の溶存酸素は0.7ppm~7.9ppmの範囲で、津沿岸から鈴鹿沖にかけて2ppm以下の貧酸素水塊が分布しています。
ただしこの貧酸素水塊は厚みが無く、海底直上に限られています。
白子定地水温は、19.2~20.7℃の範囲にあり平年値と比較して+0.8~+1.8℃の範囲でやや高め~高めで経過している。 |
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