週間海況情報(2002年2月8日~2002年2月14日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、都井岬南東沖~九州東岸で概ね接岸、四国沖~潮岬沖で接岸しており、遠州灘沖では33゜30′N付近を東進して、石廊埼沖から北東に向かって三宅島付近を通り、房総半島沖で接岸している。
黒潮内の水温は、19~21℃台を示し、前年水温並み~1℃低めである。 熊野灘~遠州灘の水温は、引続き12~14℃台の水域が広がり、前年水温より 2~4℃も低めである。 伊豆諸島の北部海域は、黒潮北縁部にあたり14~19℃台を示し、前年水温並み~2℃高め、 同南部海域では黒潮に覆われて19℃台を示し、 前年水温並み~3℃高めである。 今期の表面水温は、緩やかに降温している。 |
熊野灘沿岸: | 2月13日~15日の『あさま丸』沿岸定線観測では、表面水温は13.3~19.4℃、50mでは12.9~19.0℃、100mでは11.6~18.3℃、200mでは9.2~13.1℃であった。南部黒潮域を除き平年より2~3℃前後も低めで、2月としては観測史上の最低水温を更新した測点も多くみられ、低水温が顕著であった。
浜島定地水温は、9.7~10.3℃の範囲にあり平年値と比較して-1.1~-1.9℃の範囲で低めで経過している。 九木定置の水温は12.9℃であった。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、 8.3~9.0℃の範囲にあり平年値と比較して-0.1~+0.5℃の範囲で平年並みで経過している。 |
|
|