週間海況情報(2001年11月15日~2001年11月21日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、種子島南東~九州東岸で概ね接岸、四国沖で離岸、潮岬沖で接岸しており、遠州灘沖では東南東へ向かって青ヶ島付近を通り、房総半島沿岸では142°30′Eを蛇行しながら北上してやや離岸している。
黒潮内の水温は、22~25℃台を示し、前年水温並み~1℃低めである。 黒潮内側域の冷水域は、伊豆諸島東側と房総半島南東沖で停滞している。また潮岬以西では、四国沖で離岸傾向がみられる。 熊野灘~遠州灘の水温は、20~22℃台を示し、前年水温並み~1℃低めである。 伊豆諸島海域では、八丈島東からの暖水波及が弱まって19~23℃台を示し、前年水温より1~3℃低めである。 房総半島沿岸の水温は、19~21℃台を示し、前年水温より1~2℃低めである。 |
熊野灘沿岸: | 浜島定地水温は、15.4~16.4℃の範囲にあり平年値と比較して-0.3~-1.1℃の範囲でやや低め→平年並みで経過している。
九木定地水温は20.4~20.8℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 11月20日~21日「あさま丸」の観測によると、表面水温は16.1~18.3℃、10mでは16.7~18.5℃、底層では16.6~20.4℃の範囲にあった。表面と10mでは湾全域で平年並み、底層では湾奥部でやや高めの他はほぼ平年並みであった。
塩分は湾全域の全層で平年並みであった。今回の観測では湾全域で透明度が高かった。
白子定地水温は、15.4~16.2℃の範囲にあり平年値と比較して-0.1~-0.8℃の範囲で平年並み→やや低めで経過している。 |
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