週間海況情報(2001年3月16日~2001年3月22日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、九州東岸~潮岬沖で概ね接岸しており、その後南東へ向かい御前埼沖~野島埼南沖では前期よりやや接岸して31°30′~32°00′Nまで蛇行したあと141°E付近を北上して房総半島に接岸している。 黒潮内の水温は、18~22℃台を示し、概ね前年水温並みである。黒潮内側域の冷水域は、引続き駿河湾沖を中心に15~16℃台が広く分布している。また潮岬以西では概ね接岸している模様。 熊野灘では、引続き17℃台の暖水波及がみられるものの、前年水温並み~1℃低めである。伊豆諸島海域の水温は、前期よりやや昇温して14~19℃台に覆われ、前年水温と比較すると西側で1~3℃低め、東側で並み~1℃高めである。 今期の表面水温は、停滞気味に経過している。 |
熊野灘沿岸: | 3月19日~21日の『あさま丸』沿岸定線観測では、表面水温は16.5~20.5℃で平年より1~3℃高め、50mでは14.3~20.4℃で平年並み~3℃高めで、表層を中心に高水温が顕著であった。100mでは、13.1~18.6℃で南部沖合域で1~2℃高めの他は平年並み~1℃低め、200mでは10.8~12.7℃で全域で1℃前後低めであった。
浜島定地水温は、14.6~16.6℃の範囲にあり平年値と比較して+2.0~+4.0℃の範囲で高め→かなり高めで経過している。 九木定置水温は、14.2~14.3℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、10.0~11.6℃の範囲にあり平年値と比較して-0.5~+1.2℃の範囲で平年並み~やや高めで経過している。 |
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