週間海況情報(2000年7月7日~2000年7月13日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、九州東岸~四国沖で概ね接岸して、潮岬から東南東へ向かって青ヶ島南沖まで離岸した後北東へ向かい、房総半島沖では離岸している。
黒潮内の水温は、26~29℃台を示し、前年水温より1℃程高めである。 黒潮内側域の冷水域は、伊豆諸島海域~房総半島沖に移動している模様。 熊野灘~遠州灘では、大王埼沖から25℃以上の暖水が波及しており、前年水温より1~4℃高めである。 伊豆諸島海域?房総半島沖では、21~23℃台の冷水域に覆われ、前年水温並み~4℃低めである。 房総半島沿岸では、黒潮反流が波及して20~24℃台の水域に覆われ、前年水温並み~2℃高めである。 今期の表面水温は、やや降温している。 |
熊野灘沿岸: | 浜島定地水温は、25.2~26.9℃の範囲にあり平年値と比較して+0.3~+1.5℃の範囲でやや高めで経過している。 |
伊勢湾: | 7月11~12日の『あさま丸』浅海定線観測では、湾内の表面水温は24.3~26.7℃で、平年より1~2℃高めであった。底層水温は16.7~21.1℃で、平年並み~1℃高めであった。底層のDO
(溶存酸素量) は0.3~5.2ppmで、 湾中央部の愛知県側で低めの他はほぼ平年並みであった。
白子定地水温は、23.0~26.5℃の範囲にあり平年値と比較して-1.1~+1.4℃の範囲でやや低め~やや高めで経過している。 |
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