週間海況情報(1999年11月5日~11月11日
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、九州東岸~潮岬沖で概ね接岸して遠州灘沖~伊豆諸島海域では31°30′N付近まで大きく蛇行した後三宅島付近を通り、房総半島沿岸に接岸している。
黒潮内の水温は、24~26℃台を示し前年水温並み~1℃低めである。 熊野灘では、引続き暖水波及がみられ前年水温より1~2℃高めである。 遠州灘沖では22~23℃台の低温域が南東に張り出すようになった。 伊豆諸島海域では、全般に黒潮域に覆われ、北部海域で前年水温並み、南部海域で3~5℃も高めである。 房総半島沿岸では20~24℃台の潮境が形成され、前年水温並み~2℃高めである。 |
熊野灘沿岸: | 11月9~11日の『あさま丸』沿岸定線観測によると、表面水温は22.4~23.6℃、50mでは22.2~23.8℃、100mでは16.5~21.2℃、200mでは12.2~14.8℃の範囲にあり、
沿岸部では平年より2~3℃も高めで11月としては記録的な高水温であった。
沖合域では平年並み~やや高めであった。
浜島定地水温は、19.6~20.0℃の範囲にあり平年値と比較して+1.3~+2.0℃の範囲で高めで経過している。 九木定置水温は22.7~22.9℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、18.2~19.7℃の範囲にあり平年値と比較して+0.4~+1.9℃の範囲でやや高め~高めで経過している。 |
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