週間海況情報(1999年10月1日~10月7日
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、九州東岸~四国~潮岬沖では前期より接岸しており、遠州灘沖からは33°30′~34°00′N付近を東進して三宅島付近を通り、141°E付近を蛇行しながら房総半島沿岸に接岸している。
黒潮内の水温は、27~28℃台を示し、概ね前年水温並みである。 熊野灘~遠州灘では、全般に27℃台の暖水が波及しており、前年水温より1~3℃高めである。 伊豆諸島海域では、野島埼沖からの反流が弱まり、前期より1~2℃降温して、前年水温と比較すると、北部海域で並み~1℃程低め、南部海域で並み~2℃高めとなった。 今期の表面水温は、全般に緩やかに降温している。 |
熊野灘沿岸: | 10月6~8日の『あさま丸』沿岸定線観測によると、表面水温は24.1~26.7℃、50m水温は20.4~24.9℃、100m水温は16.3~18.9℃、200m水温は11.4~13.6℃の範囲にあり、表面では平年より1~3℃高め、50mでは平年並み~2℃高め、100mでは平年並み~1℃高め、200mではほぼ平年並みであった。
浜島定地水温は、24.0~24.6℃の範囲にあり平年値と比較して+1.2~+2.3℃の範囲で高めで経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、23.0~25.0℃の範囲にあり平年値と比較して+1.2~+2.5℃の範囲で高め→やや高めで経過している。 |
|
|