週間海況情報(1999年9月3日~9月9日
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、九州東岸~足摺岬沖で離岸しており、室戸岬~潮岬沖では接岸するようになった。遠州灘沖からは引き続き接岸傾向で東北東へ向かい、伊豆諸島海域では三宅島付近を通り、房総半島沖でも接岸傾向となった。
黒潮内の水温は、28~29℃台を示し、前年水温並み~1℃低めである。 熊野灘~遠州灘では、引き続き25~26℃台の低温域が大王埼南へ張り出し、前年水温より1~2℃低めである。 伊豆諸島海域では、黒潮系水におおわれ、前年水温と比較すると北部海域で 1~2℃高め、南部海域で並み~1℃低めである。 今期の表面水温は、停滞気味かやや降温している。 |
熊野灘沿岸: | 9月7日~9日の『あさま丸』熊野灘沿岸定線観測によると、 表面水温は25.5~28.2℃、
50m水温は16.7~24.0℃、100m水温は14.1~16.0℃、200m水温は11.0~12.4℃の範囲にあった。表面ではほぼ平年並み、50mでは平年より2℃前後低め、100mではほぼ平年並み、200mでは平年並み~1℃前後高めであった。
浜島定地水温は、26.7~27.4℃の範囲にあり平年値と比較して+0.1~+1.0℃の範囲でやや高めで経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、26.0~27.6℃の範囲にあり平年値と比較して-0.4~+1.6℃の範囲で平年並み~やや高めで経過している。 |
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