週間海況情報(1999年8月13日~8月19日
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、種子島東~九州東岸沖で概ね接岸するようになり、四国沿岸~潮岬沖でも接岸している。
遠州灘沖では33°30′N付近を東進した後、八丈島付近を蛇行して、房総半島沖に接岸している。 黒潮内の水温は、28~29℃台を示し、前年水温より1℃程低めである。 遠州灘では、潮岬沖からの暖水波及により前期より2℃程昇温して、25℃台の低温域がみられなくなった。伊豆諸島海域では、石廊埼沖に24~25℃の低温域がみられるようになり、前期より1~3℃降温した。八丈島周辺の26℃台低温域はみられなくなった。房総半島沿岸の水温は、23~28℃を示し、前年水温並み~やや低めである。 今期の表面水温は、全般に緩やかに昇温している。 |
熊野灘沿岸: | 8月16日~18日の『あさま丸』沿岸定線観測では、 表面水温は26.7~28.3℃の範囲にあり、平年並み~1℃前後高めであった。
50mでは15.4~24.5℃、100mでは13.0~18.1℃、200mでは10.0~11.9℃ の 範囲にあり、沿岸部では概ね平年並み、沖合域では平年より1~2℃低めであった。
浜島定地水温は、27.8~28.3℃の範囲にあり平年値と比較して ±0~+0.8℃の範囲で平年並み→やや高めで経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、27.0~28.6℃の範囲にあり平年値と比較して-0.6~+1.5℃の範囲で平年並み~やや高めで経過している。 |
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