週間海況情報(1999年6月18日~6月24日
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、引続き薩南海域でやや離岸しているものの、九州東岸~四国沿岸~潮岬沖では接岸して、遠州灘沖で33°30′N付近を東進して八丈島付近を通り、房総半島沖では、34°30′N,143°30′E付近の
21℃台低温域を南北側に分かれて流去している模様。
黒潮内の水温は、24~28℃台を示し前年水温並み~1℃高めである。 熊野灘~遠州灘海域への暖水波及は、前期よりやや弱まったものの、19~21℃台が分布している。 伊豆諸島海域北部では、野島埼から黒潮反流が波及するようになり、相模湾で前期より1~2℃昇温したものの、新島~三宅島付近には19℃台の低温域が前期より広がって分布している。 今期の表面水温は、緩やかに昇温している。 |
熊野灘沿岸: | 6月21日の『あさま丸』による熊野灘中部の観測では、表面水温は20.7~21.4℃で先週よりやや下がった。50mでは15.3~15.5℃、100mでは13.6~13.7℃の範囲にあり、平年より2~3℃低めで、中層の低水温が顕著になっている。
浜島定地水温は、20.9~24.2℃の範囲にあり平年値と比較して-1.9~+1.3℃の範囲で24日を除き、平年並み~やや高めで経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、22.9~23.8℃の範囲にあり平年値と比較して-0.5~+1.7℃の範囲で23日を除きほぼ平年並みで経過している。 |
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