週間海況情報（2014年12月19日～2014年12月25日）
（漁業情報サービスセンターからの情報等も含む）
| 黒潮本流： | 表面水温から推定される黒潮：トカラ列島を23℃が通過、都井岬沖～足摺岬沖で22℃が大きく離岸（小蛇行）し、土佐湾沖を22℃が北上し、室戸岬沖で21℃がやや離岸、潮岬に21℃がほぼ接岸し、熊野灘沖～遠州灘沖で21℃がやや離岸し、石廊埼沖を接岸傾向に流れ、三宅島付近を通過した後、房総半島沖を20℃が北東へ流れている。
黒潮内側域は14～20℃前後となっている。遠州灘沖の黒潮北縁から熊野灘へ黒潮系暖水が流入し、熊野灘の沖合域では一時的に昇温している。 |
| 熊野灘沿岸： | 12月23～24日の調査船「あさま」による観測では､熊野灘沿岸の表面～50m水温は15～16℃前後で12月の平年値と比較して3～4℃前後も低め、100mでは14～15℃前後で平年より1～3℃前後低め、200mでは11～12℃前後で平年並～1℃前後低めであった。表層には熊野灘中部沖合域から19℃前後の暖水が流入し､沖合域では12月の平年値並であったが、沿岸の表層では1月の平年値と比較しても1～2℃前後低めであった。熊野灘沖の黒潮北縁は33°10′N付近にあり、東南東へ4ﾉｯﾄ前後の強い流れが観測された｡黒潮の表層水温は21～22℃台であった｡
浜島定地水温は、11.3～12.7℃の範囲にあり平年値と比較して-2.8～-1.4℃の範囲でかなり低め～やや低めで経過している。 九鬼定置水温は、14.6℃であった。 |
| 伊勢湾： | 白子定地水温は、9.8～10.4℃の範囲にあり平年値と比較して-1.3～-0.4℃の範囲でやや低め～平年並で経過している。 |
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