週間海況情報(2014年11月7日~2014年11月13日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温から推定される黒潮:トカラ列島を25℃が通過、都井岬に24℃が接岸、足摺岬~室戸岬で23.5℃がやや離岸、潮岬に23℃が接岸し、熊野灘沖~遠州灘沖を東へ流れ、伊豆諸島では八丈島の北に接するように23℃が蛇行しつつ通過し、房総半島沖を22~23℃がS字状に北上し、房総半島に沿うように北東へ流去している。
黒潮内側域は19~22℃前後となっていて、20℃以下の低水温域が広がりつつある。 |
熊野灘沿岸: | 11月10日~12日の調査船「あさま」による観測では、熊野灘の表面~50m水温は20℃前後で平年より1~2℃前後低め。100mでは15~18℃前後で、平年並~3℃前後低め。200mでは11~12℃前後で、平年並~1℃前後低めであった。夏季に観測された極端な低水温は解消してきているものの、全体的な低水温傾向は継続中。 熊野灘沖の黒潮北縁は33°20~25′N付近にあり、東へ4ノット前後の強い流れが観測された。黒潮の表層水温は24℃前後であった。
浜島定地水温は、18.9~17.8℃の範囲にあり平年値と比較して+0.5~-0.6℃の範囲でやや高め~やや低めで経過している。 九鬼定地水温は、19.9~19.7℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、18.1~17.6℃の範囲にあり平年値と比較して+0.6~+0.1℃の範囲でやや高め~平年並で経過している。 |
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