週間海況情報(2014年10月3日~2014年10月9日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温から推定される黒潮:トカラ列島を27℃が通過、都井岬に27℃がほぼ接岸、足摺岬沖~室戸岬沖で27℃がやや離岸、潮岬に26℃が接岸し、熊野灘沖~遠州灘沖を26℃が東へ流れ、伊豆諸島域では八丈島付近を通過した後、房総半島南東沖を25℃が北上し、犬吠埼沖で25℃がやや離岸している。
黒潮内側域は22~23℃前後となっている。 |
熊野灘沿岸: | 浜島定地水温は、23.2~21.4℃の範囲にあり平年値と比較して+0.5~-1.0℃の範囲で平年並~やや低めで経過している。 |
伊勢湾: | 10月8日の調査船「あさま」による伊勢湾観測では、表面水温は、22.1~23.1℃、底層水温は21.6~22.8℃の範囲にあり、表面は平年並からやや高め、底層では平年並となっています。なお、伊勢湾の底層では湾奥部から湾中央部にかけて2ppm以下の貧酸素水塊が形成されています。表層と底層の水温差が小さくなってきているため、今後上下の海水が混合しやすくなり、貧酸素状態は徐々に解消に向かうものと思われます。
白子定地水温は、22.7~21.9℃の範囲にあり平年値と比較して+0.7~+0.2℃の範囲でやや高め~平年並で経過している。 |
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