週間海況情報(2014年9月5日~2014年9月11日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温から推定される黒潮:トカラ列島を29~30℃が通過、都井岬南東沖で29℃がやや離岸、足摺岬に28℃が接岸、室戸岬でやや離岸、潮岬に接岸、熊野灘沖を28℃が東へ流れ、御前崎沖で33°N付近まで離岸した後、伊豆諸島域では三宅島・御蔵島付近を通過し、房総半島沿岸を27℃が北東へ流れている。
黒潮内側域は24~26℃前後となっている。 |
熊野灘沿岸: | 9月10日の調査船「あさま」による観測では、熊野灘北中部の表面水温は25℃前後で、先週の観測時より1℃程度高くなっていた。下層水温も先週より昇温し、極端な低水温は解消傾向にあるものの、平年より低め基調は継続している。
浜島定地水温は、24.6~25.4℃の範囲にあり平年値と比較して-1.8~-0.9℃の範囲でやや低め~低めで経過している。 |
伊勢湾: | 9月5日の調査船「あさま」による伊勢湾観測では、表面水温は、23.8~26.1℃、底層水温は20.2~24.4℃の範囲にあり、表面は平年よりやや低め、底層では平年並からやや低めとなっています。なお、底層では三重県の沿岸域に沿って広い範囲で
2ppm以下の貧酸素水塊が形成されています。現在、海水が混合しにくい状態にあり、しばらく貧酸素状態は継続するものと思われます。
白子定地水温は、24.8~25.2℃の範囲にあり平年値と比較して-0.4~-1.0℃の範囲でやや低めで経過している。 |
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