週間海況情報(2014年8月8日~2014年8月14日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | トカラ列島を29℃が通過、都井岬南東沖で28℃がわずかに離岸、足摺岬沖~土佐湾沖で28℃がやや離岸、室戸岬~潮岬に
27℃がほぼ接岸し、熊野灘沖~遠州灘沖を27℃がほぼ東へ直進し、伊豆諸島域では御蔵島付近を通過した後、野島崎南沖で27℃がやや離岸し、犬吠埼沖を27℃が東へ流去している。
黒潮内側域の表面水温は、台風11号の通過による上下混合で先週より低下し、 23~25℃前後で、8月中旬としては平年より低めとなっている。 |
熊野灘沿岸: | 浜島定地水温は、25.6~26.6℃の範囲にあり平年値と比較して-2.2~-0.9℃の範囲でやや低め~低めで経過している。 |
伊勢湾: | 8月12日の調査船「あさま」による伊勢湾観測では、表面水温は、23.9~26.4℃、底層水温は19.2~24.5℃の範囲にあり、表面は平年より低め、底層ではやや高めとなっています。なお、底層では湾中央部から湾奥よりに2ppm以下の貧酸素水塊が引き続き形成されていますが、先月の観測時より規模が縮小していました。しかしながら、これは台風11号の影響による一時的な縮小と考えられ、再度規模が拡大する可能性があります。
白子定地水温は、24.2~28.8℃の範囲にあり平年値と比較して-3.5~+1.0℃の範囲でかなり低め~平年並みで経過している。 |
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