週間海況情報(2014年6月27日~2014年7月3日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温から推定される黒潮:トカラ列島を27℃が通過、都井岬南東沖で26℃がやや離岸、足摺岬南沖で26℃が離岸、室戸岬沖で25℃がやや離岸、潮岬に25℃が接岸し、熊野灘沖~遠州灘沖を25℃が東へ流れ、伊豆諸島域では御蔵島付近を通過した後、房総半島沖で24℃がやや離岸している。
黒潮内側域は22~24℃前後となっている。 |
熊野灘沿岸: | 7月1日~2日の調査船「あさま」による観測では、熊野灘の表面水温は23~24℃前後で平年並~やや低め。50mは15~16℃前後、100mは12~14℃前後、200mでは10℃前後で、平年より1~3℃程度低めで、北中部沖合域を中心に記録的な低水温であった。
熊野灘沖の黒潮北縁は33°20~25′N付近にあり、東へ4ノット程度の強い流れが観測された。黒潮の表層水温は25℃台であった。 浜島定地水温は、24.5~25.2℃の範囲にあり平年値と比較して+0.2~+1.2℃の範囲でやや高めで経過している。 九鬼定置水温は、22.2~23.2℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 7月3日の調査船「あさま」による観測では、伊勢湾内の表面水温は22~25℃前後で、平年並~やや高め。
10mは19~22℃、底層は16~22℃台で平年並。底層では先月より貧酸素化がさらに進み、広範囲で溶存酸素量2ppm以下の貧酸素水塊が形成されていた。
白子定地水温は、24.7~25.8℃の範囲にあり平年値と比較して+1.0~+2.0℃の範囲でやや高め~高めで経過している。 |
|
|