週間海況情報(2014年5月2日~2014年5月8日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温から推定される黒潮:トカラ列島を23℃が通過し、都井岬南東沖で22℃が離岸、足摺岬沖~室戸岬沖で21℃がやや離岸、潮岬に20℃が接岸し、熊野灘沖~遠州灘沖を20℃が東へ直進し、伊豆諸島域では御蔵島と八丈島の間を通過した後、房総半島東沖で19℃が小さく蛇行している。
黒潮流路はN型(直進型)に移行した。
黒潮内側域は17~18℃前後で、遠州灘沿岸には17℃以下の冷水が分布している。 |
熊野灘沿岸: | 浜島定地水温は、17.7~18.9℃の範囲にあり平年値と比較して-0.9~+0.1℃の範囲でやや低め→平年並で経過している。
九鬼定地水温は、17.6~16.8℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 5月7日の調査船「あさま」による伊勢湾観測では、表面水温は、15.7~17.1℃、底層水温は13.2~15.8℃の範囲にあり、表面は平年よりやや低め、底層では平年並となっている。なお、底層では例年より1ヶ月程度早く溶存酸素量の低下が始まり、湾中央部から津市・松阪市沖にかけて2ppm以下の貧酸素水塊が形成されはじめている。また、4月下旬から確認されていたプロロセントラム赤潮は終息した模様。
白子定地水温は、16.4~18.2℃の範囲にあり平年値と比較して-0.6~+0.7℃の範囲でやや低め→やや高めで経過している。 |
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