週間海況情報(2014年2月21日~2014年2月27日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温から推定される黒潮:トカラ列島を21℃が通過し、種子島~足摺岬に20℃がほぼ接岸、室戸岬沖~潮岬沖で20℃がやや離岸した後、熊野灘沖~遠州灘沖を20℃が小さく蛇行しながら流れ、八丈島の南側を通過し、房総半島沖で大きく離岸している。
黒潮内側域は13~18℃前後で、熊野灘には大王崎沖の黒潮から18℃台の暖水が流入している。遠州灘沿岸の低水温域は徐々に縮小している。 |
熊野灘沿岸: | 2月24日の調査船「あさま」による観測では、熊野灘北部の水温は表面から海面下50m付近まで18~19℃前後で、平年より2~3℃程度も高めであった。先週までの低水温傾向から一転して、2月としては記録的な高水温となった。
200mでは12~13℃台で、ほぼ平年並であった。 熊野灘北部~中部沖合域では、暖水流入に伴う北向きの1~2ノット程度の強い流れが観測された。
浜島定地水温は、9.8~16.3℃の範囲にあり平年値と比較して-1.8~+4.4℃の範囲で低め~かなり高めで経過している。 九鬼定地水温は、14.1~17.1℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、7.4~9.6℃の範囲にあり平年値と比較して-0.9~+1.2℃の範囲でやや低め→やや高めで経過している。 |
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