週間海況情報(2013年11月1日~2013年11月7日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温から推定される黒潮:屋久島の南から都井岬沿岸を25℃が接岸、足摺岬に24℃が接岸、室戸岬沖で24℃がやや離岸、潮岬沖で33°N付近まで離岸し、熊野灘沖~遠州灘沖を25℃がやや離岸して東へ流れ、石廊崎沖から南下して、伊豆諸島域では32°N以南まで大きく離岸した後、伊豆諸島の東側を北上して、房総半島南東沖で離岸している。
黒潮内側域は21~24℃前後。熊野灘には南から24℃前後の暖水が強く流入し、熊野灘では広範囲で高水温傾向となっている。 |
熊野灘沿岸: | 11月5~6日の調査船「あさま」による観測では、表面~50m層の水温は平年より1~3℃高い21~24℃前後で、24℃前後を観測した測点の多くで11月の過去最高水温を更新した。100m層では16~21℃前後で、沿岸域で平年より1~2℃低め、沖合域で平年より2~3℃高め。200m層では全域でほぼ平年並みの12℃前後であった。熊野灘沖の黒潮北縁は33°00′N付近にあり、表層水温は25℃前後であった。
浜島定地水温は、20.0~20.2℃の範囲にあり平年値と比較して+0.8~+1.0℃の範囲でやや高めで経過している。 九鬼定地水温は、23.0~22.2℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 11月1日の調査船「あさま」による伊勢湾観測では、表面水温は、19.2~20.97℃、底層水温は20.2~22.6℃の範囲にあり、表面は平年よりやや高めから高め、底層では高めとなっている。なお、6月から伊勢湾で観測されていた貧酸素水塊は、湾奥部の一部を除き消滅した。
白子定地水温は、18.4~18.7℃の範囲にあり平年値と比較して+0.2~+0.6℃の範囲で平年並みで経過している。 |
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