週間海況情報(2013年9月6日~2013年9月12日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温から推定される黒潮:トカラ列島を29℃が通過し、都井岬南東沖で29℃が離岸、足摺岬~室戸岬~潮岬に28℃がほぼ離岸し、熊野灘沖~遠州灘沖を離岸傾向に流れ、石廊崎沖で32°N以南まで大きく離岸した後、伊豆諸島の東側を緩やかなS字状に北上し、三宅島の東から房総半島沿岸を北東へ流れ、犬吠埼沿岸から東へ流去している。黒潮は規模の大きなC型流路。
黒潮内側域は25-27℃前後で、遠州灘沿岸には27℃前後の黒潮系暖水が流入している。 |
熊野灘沿岸: | 9月9~10日の調査船「あさま」による熊野灘観測では、表層水温は25~27℃前後、50m層では18~20℃前後、100m層では16℃前後、200m層では12℃前後で、表層では8月に観測された極端な高水温は解消し概ね平年並、下層水温は平年よりやや高めであった。
熊野灘沖の黒潮北縁は 33°10′N付近にあり、東南東へ3ノット程度の流れで、表面水温は28℃台であった。 浜島定地水温は、25.6~27.0℃の範囲にあり平年値と比較して-0.7~+0.9℃の範囲でやや低め~やや高めで経過している。 |
伊勢湾: | 9月6日の調査船「あさま」による伊勢湾観測では、表面水温は、25.1~26.8℃、
底層水温は20.3~24.9℃の範囲にあり、表面は平年並からやや低め、底層では平年並となっています。なお、伊勢湾の底層では湾奥部から湾中央部にかけて2ppm以下の貧酸素水塊が形成されていました。
白子定地水温は、25.2~27.3℃の範囲にあり平年値と比較して-0.8~+1.8℃の範囲でやや低め→高めで経過している。 |
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