週間海況情報(2013年8月9日~2013年8月15日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温から推定される黒潮:トカラ列島を30℃が通過し、屋久島~足摺岬に30℃がほぼ接岸、室戸岬沖で30℃がやや離岸、潮岬沖で29℃がやや離岸し、熊野灘沖~遠州灘沖を離岸傾向に流れ、御前崎沖~石廊崎沖で32°N付近まで離岸した後、伊豆諸島の西側を北上し、三宅島付近を通過し、東へ流去している。
黒潮内側域は27-29℃前後。猛暑の影響もあり、日中は広く30℃前後の表面水温となっている。 黒潮流路の動向について:8月に入って黒潮は遠州灘沖で32°N付近を最南端とする比較的規模の大きな蛇行流路となっている。潮岬沖でやや離岸した状態が持続していることから、今後もしばらく規模の大きな蛇行流路が続く見込み。遠州灘沖で規模の大きな蛇行流路が持続すると、三重県沿岸の水温は高め基調が続き、潮位も高くなりやすい特徴がある。 |
熊野灘沿岸: | 浜島定地水温は、29.6~30.2℃の範囲にあり平年値と比較して+1.9~+2.5℃の範囲で高め~かなり高めで経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、28.0~29.4℃の範囲にあり平年値と比較して+0.2~+1.6℃の範囲で平年並~高めで経過している。 |
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