週間海況情報(2013年4月12日~2013年4月18日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温から推定される黒潮:屋久島に23℃が接岸、種子島南東沖で23℃が離岸、都井岬~足摺岬で22℃が接岸、室戸岬~潮岬で21℃がやや離岸。熊野灘沖~遠州灘沖を21℃が北東へ流れ、石廊崎沖から八丈島で21℃が小さく蛇行し、房総半島沖を20℃が北上して犬吠埼沖を北東へ流去。
黒潮内側域は17-20℃。遠州灘から熊野灘へ20℃の暖水が反流状に流入。 |
熊野灘沿岸: | 4月16日の調査船「あさま」による観測では、熊野灘は広く19~20℃前後の黒潮系暖水に覆われて、比較的単調な海況となっていた。4月上旬の定線観測時に観測された記録的な高水温は解消したものの、高水温傾向は続いている。
浜島定地水温は、17.0~18.4℃の範囲にあり平年値と比較して+1.6~+2.6℃の範囲で高め~かなり高めで経過している。 九鬼定地水温は、18.3~18.6℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 4月18日の調査船「あさま」による伊勢湾口沖の観測では、20℃前後の黒潮系暖水が大王崎に接岸し、暖水は伊勢湾口域に接近していた。伊勢湾口域には15℃台の沿岸水が分布し、19~20℃の暖水との間に顕著な潮境が形成されていた。
白子定地水温は、13.6~16.4℃の範囲にあり平年値と比較して-0.7~+2.2℃の範囲でやや低め~高めで経過している。 |
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