週間海況情報(2012年8月3日~2012年8月9日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温から推定される黒潮:トカラ列島を29℃が東進、屋久島~種子島に29℃が接岸、
都井岬~潮岬に27~28℃が接岸、遠州灘沖を27~28℃が東進し、御蔵島~三宅島を26℃が通過、房総半島を26℃が離岸し、北東へ流去。
黒潮内側域は25~28℃。 |
熊野灘沿岸: | 8月7、8日の調査船「あさま」による観測では、黒潮域を除く熊野灘の表面水温は26.41~28.18℃で平年並~やや高め、50m水温は16.65~20.88℃でほぼ平年並、100m水温は13.36~15.62℃でやや低め~平年並であった。表面塩分は32.68~33.68でほぼ平年並、20m塩分は33.11~34.42でやや低め~平年並であった。熊野灘の北部沖合には高温、高塩分の南下流があり、北中部では時計回りに1ノット程度の流れが見られた。一方南部では沿岸に1ノット程度の南下流が見られた。
8月8日観測時の黒潮北縁は33°10′N付近にあり、周辺では4ノット以上の強い東向きの流れが観測された。黒潮本流の表面水温は28℃台であった。黒潮域の20m塩分は過去10年で2番目に低い値を示した。 浜島定地水温は、28.7~27.4℃の範囲にあり平年値と比較して+1.4~-0.3℃の範囲でやや高め~平年並で経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、30.2~27.4℃の範囲にあり平年値と比較して+2.8~-0.1℃の範囲でかなり高め~平年並で経過している。 |
上保安庁) |
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