週間海況情報（2011年9月30日～2011年10月6日）
（漁業情報サービスセンターからの情報等も含む）
| 黒潮本流： | 表面水温から推定される黒潮：トカラ列島～屋久島を27℃が東進、都井岬を26℃がやや離岸、足摺岬～潮岬を26℃が接岸、遠州灘沖を26℃が東進し、八丈島を25-26℃が通過、房総半島に23-24℃が接近し、野島崎で24℃がやや離岸した後、北東へ流去。
黒潮内側域は22-26℃。 |
| 熊野灘沿岸： | 10月3～4日の調査船「あさま」による熊野灘観測では、表層水温は22.7-25.9℃でやや低め～平年並み､50m層では20.4-25.4℃で沿岸では平年より低め、沖合いでは高めであった。 100m層では15.7-19.5℃で低め～高め、200m層では11.2-13.5℃で概ね平年並みであった。熊野灘沿岸では、鉛直混合が進み、表層と中層の水温差が小さくなってきている。
塩分は表層では31.53-34.19でかなり低め～平年並み、20mでは、33.01-34.18で概ね平年並みであった。
10月4日の黒潮北縁は､33°20′N付近にあるとみられ、33°00-25′N付近では26℃台､3ノット前後の北東～東向きの流れが観測された。大王埼の南に1ノット程度の南西向きの流れがあり､熊野灘中部には反時計回りの流れが形成されていた。
浜島定地水温は、22.6～21.4℃の範囲にあり平年値と比較して-0.5～-1.3℃の範囲でやや低めで経過している。 |
| 伊勢湾： | 白子定地水温は、22.6～21.6℃の範囲にあり平年値と比較して+0.2～-0.7℃の範囲で平年並み～やや低めで経過している。 |
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