週間海況情報（2011年8月5日～2011年8月11日）
（漁業情報サービスセンターからの情報等も含む）
| 黒潮本流： | 表面水温から推定される黒潮：トカラ列島を28℃が東進、屋久島～種子島は28℃で、種子島の南東で離岸、都井岬～潮岬で28℃が接岸、遠州灘沖を28℃が東進し、三宅島を28℃が通過、野島崎27℃が接岸、犬吠埼で25℃が接岸し、北東へ流去。
黒潮内側域は25-28℃。 |
| 熊野灘沿岸： | 8月9～10日の調査船「あさま」による観測では、黒潮域を除く熊野灘の表面水温は26.3～28.4℃で、岸よりではやや高め～高め、沖合域では平年並～やや高めであった。50mの水温は16.7～20.2℃で、多くの定点でやや高め～高めであった。100mの水温は13.9～16.2℃で、北部ではやや低め、南部ではやや高めであった。黒潮域を除く熊野灘の表面塩分は低め～平年並みで、20mでは平年並であった。観測時の黒潮北縁は33°15′前後にあって、33°0′～20′にかけては4ノット前後の強い東向きの流れがみられた。また、志摩半島の南沖には1ノット程度の南下流がみられた。
浜島定地水温は、28.4～29.6℃の範囲にあり平年値と比較して+0.6～+2.1℃の範囲でやや高め～高めで経過している。 |
| 伊勢湾： | 8月11日の調査船「あさま」による伊勢湾観測では表面水温は、27.7～30.3℃、底層水温は19.9～24.0℃の範囲にあり、表面では平年と比べて高め、底層ではやや高めの水温となっていた。
白子定地水温は、29.4～30.8℃の範囲にあり平年値と比較して+1.8～+3.3℃の範囲で高め～かなり高めで経過している。 |
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