週間海況情報(2010年12月3日~2010年12月9日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温:23、24℃は再度大幅に後退。前年同期は屋久島~潮岬で22-23℃接岸、八丈島まで22℃が32-33°Nを東進、伊豆列島東沖を北上。房総半島で22℃接岸。
表面水温から推定される黒潮:足摺岬~潮岬で22-23℃接岸。三宅/八丈島まで22℃が33-34°Nを東進、伊豆列島を北上後、房総半島で接岸気味に東へ流去。黒潮内側域は18-21℃に降温、熊野遠州灘は20-21℃の暖水が張り出している。 |
熊野灘沿岸: | 12月6~7日に行われた調査船「あさま」による熊野灘沿岸定線観測では、黒潮域を除く表面水温は18.6~20.5℃、50m水温は18.5~20.3℃、100mでは14.2~17.9℃、200mでは9.6~12.7℃の範囲にあり、表層水温はほぼ平年並みとなったが、低層水温は低めであった。
表面の塩分は34.14~34.56、20mでは34.16~34.55の範囲で、ほぼ平年並みとなっている。12月6日観測時の黒潮北縁は33°15′N付近にあり、同10′~25′では東向きに3~4ノット前後の強い流れが観測された。
黒潮本流の表層水温は23℃台であった。 大王埼沖から南西向きに1~2ノット程度の流れがあり、20℃台の比較的高めの水温となっている。
浜島定地水温は、17.3~15.0℃の範囲にあり平年値と比較して+2.1~+0.1℃の範囲で高め→平年並みで経過している。 九鬼定置水温は、17.4~18.5℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、13.5~14.8℃の範囲にあり平年値と比較して+0.1~+1.7℃の範囲で平年並み~高めで経過している。 |
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