週間海況情報(2010年10月1日~2010年10月7日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温:概ね前期並みで推移。前年同期は屋久島~足摺岬で28℃離岸、室戸岬~潮岬で27℃接岸、八丈島まで27℃が33°Nを東進、房総沖142-143°Eを26℃が北上。
房総沖に大規模な反流が分布。
表面水温から推定される黒潮:屋久島南でやや離岸するも種子島~潮岬まで28℃が概ね接岸。27℃が八丈島まで33°Nを東進。黒潮内側域は23-25℃で更に1℃降温、銭州付近に23℃台の冷水が分布。野島崎沖を27℃が接岸気味に北上~東進、犬吠沖で27℃が前期より接岸気味に東進。 |
熊野灘沿岸: | 10月5~6日の調査船「あさま」による熊野灘観測では、黒潮域を除く調査時の表面水温は23.2~27.8℃、50m水温は18.9~26.2℃、100mでは15.5~20.4℃、200mでは11.4~13.6℃の範囲にあった。熊野灘沿岸の表面水温と200mの水温は平年並み~高めであった。50m~100mの水温は、ばらつきが大きく、かなり低め~かなり高めであった。表面の塩分は33.32~34.36、20mでは33.78~34.37の範囲にあり、概ね平年並みであった。
黒潮北縁は33°19′N付近にあるとみられた。33°19~26′N、136°20′の範囲に東北東向きに3ノット程度の強い流れが観測され、黒潮北縁から熊野灘沿岸域へ強い暖水流入があると考えられた。
浜島定地水温は、22.6~23.8℃の範囲にあり平年値と比較して-0.2~+1.1℃の範囲で平年並み~やや高めで経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、22.0~23.0℃の範囲にあり平年値と比較して-0.2~+1.1℃の範囲で平年並み→やや高めで経過している。 |
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