週間海況情報(2010年9月24日~2010年9月30日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温:全域で降温、29℃は大幅に後退。南西海域で黒潮流軸が不明瞭。前年同期は屋久島~都井岬で28℃が離岸、足摺岬~潮岬で27-28℃接岸、八丈島まで27℃が33°Nを東進、房総沖142°Eを26℃が北上。房総沖に反流が分布。
表面水温から推定される黒潮:南西海域を中心に全般に表面では黒潮流路が不明瞭。 奄美沖~トカラを28℃が北上、1℃降温。屋久島・種子島~都井岬で28℃が接岸、足摺岬~潮岬で28-29℃接岸、27-28℃が八丈島まで33°Nを東進。黒潮内側域は24-26℃に降温。 房総半島で27-28℃がやや離岸気味に東進。 |
熊野灘沿岸: | 熊野灘沿岸では、気温の低下に伴い、海水温の降温が進んでいる模様。9月29日の調査船「あさま」による調査では、大王崎沖の北緯34°0′東経136°50′付近に流速1.9ノット、南東向きの24℃台の流れが観測された。また北緯33°52′、東経136°37′付近では流速1.1ノット、西向きの25℃台の流れが観測されている。
このことから、遠州灘から熊野灘にかけて強い暖水流入があると考えられる。
浜島定地水温は、23.8~22.0℃の範囲にあり平年値と比較して+0.1~-1.1℃の範囲で平年並み→やや低めで経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、23.8~22.8℃の範囲にあり平年値と比較して+0.7~0.0℃の範囲でやや高め→平年並みで経過している。 |
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