週間海況情報(22年7月30日~22年8月5日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温:概ね前期並みで推移。前年同期は屋久島~室戸岬で29℃が沖合を東進、潮岬で28℃接岸、八丈島まで28-29℃が32-33°Nを東進、房総沖142°Eを28℃が北上。
表面水温から推定される黒潮:29℃が一部分布を拡大するが、概ね前期並みで推移。屋久島は28℃接岸するが、屋久島~足摺岬で29℃がやや沖合を東進~北上、室戸岬~潮岬は28℃が接岸。潮岬~三宅島で28℃が33-34°Nを若干蛇行気味に東進。 黒潮内側域は26-28℃で停滞。総半島沖で28℃が前期よりも接岸気味に東進。 |
熊野灘沿岸: | 8月2~3日の調査船「あさま」による観測では、黒潮域を除く熊野灘の表面水温は24.7~28.0℃の範囲にあり、平年より低め基調であった。一方、50m以深の水温は平年よりも高めであった。表面の塩分は30.95~33.94、20mでは33.74~34.52の範囲で、表層、20mの塩分は共に低め~平年並みであった。
浜島定地水温は、29.0~29.9℃の範囲にあり平年値と比較して+1.6~+2.5℃の範囲でかなり高め~高めで経過している。 |
伊勢湾: | 8月4日の調査船「あさま」による伊勢湾観測では、表面水温は23.3~29.7℃、底層水温は18.2~24.4℃の範囲にあり、表層では平年と比べてやや高めから高め、底層では平年よりもやや低めの水温となっている。
白子定地水温は、29.0~29.8℃の範囲にあり平年値と比較して+1.5~+2.2℃の範囲で高めで経過している。 |
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