週間海況情報(2010年5月7日~2010年5月13日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温:南西海域から昇温が進んでいる。 前年同期の黒潮は屋久島で24℃が若干離岸、種子島~潮岬で23-24℃接岸、潮岬~明神礁まで22℃が蛇行、房総沖141-142°Eを22℃が北上、熊野・遠州灘は20-22℃の暖水が張り出す。
表面水温から推定される黒潮:足摺岬~潮岬で22-23℃が接岸。 豊後水道・日向灘は22-23℃が反流状に分布。 潮岬~八丈島まで21-22℃が33-34°Nを東進、140-142°Eを20-21℃が北上。房総半島で20-21℃がやや離岸。黒潮内側域は17-20℃で停滞。 |
熊野灘沿岸: | 5月13~14日の調査船「あさま」による観測では、黒潮域を除く熊野灘の表層水温は17.4~19.5℃、表層塩分は33.6~34.8であった。黒潮北縁は33°20′~10′Nの間にあり、4ノット以上の流れが観測された。黒潮北縁からの暖水流入は弱く、17~18℃台の単調な海況であった。また、熊野灘南部には1ノット程度の右回りの流れがあり、表層には薄くノクチルカの赤潮がみられた。
浜島定地水温は、19.2~17.4℃の範囲にあり平年値と比較して+0.7~-1.5℃の範囲でやや高め→低めで経過している。 九鬼定置水温は、17.9~17.3℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、18.7~15.0℃の範囲にあり平年値と比較して+1.0~-3.2℃の範囲でやや高め→かなり低めで経過している。 |
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