週間海況情報(2010年3月5日~2010年3月11日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温:引き続き前期並みで推移。前年同期の黒潮は、屋久島、種子島で22℃がやや離岸、都井岬で21℃が概ね接岸、足摺岬~潮岬で20-21℃が接岸、明神礁南まで31-33°Nを20℃が蛇行。東沖141°Eを20℃が北上。
表面水温から推定される黒潮:足摺岬~室戸岬はやや沖合を21℃が東進、日向灘~豊後水道は19℃がやや広く分布。潮岬で20℃が接岸。八丈島まで20℃が33°N を東進、房総半島沖で19-20℃が離岸しつつ東進。 黒潮内側域は14-17℃で停滞。 |
熊野灘沿岸: | 3月11~12日の調査船「あさま」による観測では、熊野灘北中部沿岸の表面水温は12~14℃台で平年より1~2℃程度低めであった。英虞湾口沖2マイルにおける表面水温12.4℃は1966年の観測開始以来3月としては2006年に次ぐ低水温を記録した。熊野灘沖の黒潮北縁は33°15′~20′N付近にあり、東へ3ノット以上の流れであった。黒潮本流の表層水温は20℃台であった。
浜島定地水温は、11.4~12.4℃の範囲にあり平年値と比較して-0.9~+0.2℃の範囲で平年並み→やや低めで経過している。 九鬼定置水温は、13.0~14.5℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、9.6~10.5℃の範囲にあり平年値と比較して+0.4~+1.3℃の範囲で平年並み~やや高めで経過している。 |
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