週間海況情報(2009年12月4日~20009年12月10日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温:引き続き前期並み~緩やかな降温。24℃は後退。 前年同期の黒潮は、屋久島~足摺岬で24℃接岸、室戸岬~潮岬で23℃接岸。明神礁南まで31-33°Nを23℃が蛇行。東沖140-142°Eを21-22℃が蛇行~北上。
表面水温から推定される黒潮: 室戸岬で23℃やや離岸、潮岬で22℃ば接岸。八丈島まで22℃が33°N沿いを東進。黒潮内側域は、熊野灘~八丈島まで18-20℃が広がる。 また相模湾~遠州灘は20-22℃の暖水が広がる。 黒潮は東偏して伊豆列島東141°Eを22℃が北上、房総半島で接岸。房総沿岸には15-22℃の潮境が停滞。 |
熊野灘沿岸: | 12月8~9日の調査船「あさま」による観測では、熊野灘沿岸の表面~100mは19℃前後、200mは15℃前後であった。
表面~50mでは平年並み、100m~200mでは平年より高め~かなり高めで、200mでは記録的な高水温であった。また、100mでは低塩分、200mでは高塩分がそれぞれ顕著であった。
熊野灘沖の黒潮北縁は33°30′N付近にあり、 黒潮内の表層水温は22.5~23.0℃であった。黒潮の流速は2ノット程度で、3ノットを超える強い流れは観測されなかった。 浜島定地水温は、14.0~15.6℃の範囲にあり平年値と比較して-1.1~+0.7℃の範囲でやや低め~やや高めで経過している。 九鬼定置水温は、17.6~18.8℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、13.2~14.5℃の範囲にあり平年値と比較して+0.4~+1.3℃の範囲で平年並み~やや高めで経過している。 |
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