週間海況情報（2009年9月4日～2009年9月10日）
（漁業情報サービスセンターからの情報等も含む）
| 黒潮本流： | 表面水温：全域で１℃前後の緩やかな降温。前年同期の黒潮は、屋久島～潮岬で28℃が接岸、沖合に29℃が分布。八丈東まで32-34°Ｎ沿いを28-29℃が東進。八丈東141-143°Ｅを広く27-28℃が北上。
表面水温から推定される黒潮：足摺岬～潮岬で28℃が接岸。 八丈島南沖まで28℃が32-34°Ｎを東進。 黒潮内側域は23-26℃で１℃程度降温。 黒潮は27℃が東沖合141-142°Ｅを北上。 房総沿岸は22-23℃が分布、沖合へ23-26℃の潮境が伸びる。 |
| 熊野灘沿岸： | 9月10日の調査船「あさま」による観測では、熊野灘北中部の表面水温は24～25℃台で平年並み～2℃低め、100mでは15℃前後でほぼ平年並み、200mでは11～12℃前後で平年並み～1℃低めであった。先週から今週にかけて鉛直混合が進み、表面水温は先週より1～2℃低下した一方、20～50m水温は先週より2～6℃前後も上昇していた。
熊野灘北部沿岸には時計回りの渦が見られ、熊野灘中部沖合から沿岸へ1ノット前後の流れ、中部沿岸では1ノットを超える北上流が観測された。 浜島定地水温は、24.7～26.4℃の範囲にあり平年値と比較して-1.3～0.0℃の範囲で平年並み→やや低めで経過している。 |
| 伊勢湾： | 白子定地水温は、24.0～26.8℃の範囲にあり平年値と比較して-1.7～+0.7℃の範囲でやや高め→低めで経過している。 |
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